不動産登記の手続きを自分で行いました。
これは、不動産業者を通さずに、不動産取引を行ったためです。
不動産登記用の書類は、売主さんが作成してくれました。
最初は売主さんを疑っていた私でしたが、後から思うと、結構マメに動いてくださり親切だったです。
名前や住所、日付欄など、一つ一つ、一文字一文字に、細心の注意を払います。
万が一間違ったら間違った箇所に訂正印を押しますが、それ以外にも欄外に「○○文字一字修正」みたいな記載もした記憶があります。
不動産登記は法務局で手続きします。
初めての経験だけに、書類に不備がないか、ちゃんと受理されるのかなど、単なる不動産登記手続きなのかもしれませんが、完了するまでは緊張します。
しばらくして名前が呼ばれ、ようやく手続きが完了です。
その場で、すぐ登記簿謄本を申請して、間違いなく私の名義になっているかも確認しました。
ここにきて、ようやく気分が落ち着き「とうとう不動産を手に入れた」という「じわーっ」とした感動が溢れてきました。
しかも地方の法務局という、日頃なじんでいる都会の空気とは違った場所での手続きも、これから始まろうとする新しいスタートを、より非日常的な感覚へと誘(いざな)ってくれました。
文章にすると数ページの出来事ですが、とても長い道のりだった気がします。
でもここまでは、ある意味「物件を手に入れて不動産登記をした」だけにすぎません。田舎作りは、これからが本格的です。