田舎暮し拠点の近所にある神社では、毎年10月に獅子舞が行われています。
ここの獅子舞は判官流佐々良獅子舞といい、400年の伝統をもつ行事。1997(平成9)年、市の重要無形民俗文化財に指定されています。
獅子舞は夜の6:30から開始。時間が来ると、獅子舞の始まりを告げる法螺貝(ほらがい)が朗々と鳴り響きます。
そして、まず鉾の前で獅子舞を披露。これは「ふりだし」と呼ばれています。
その後、神社まで移動し、さらに神社の境内で様々な振り付けの獅子舞を踊ります。
神社の境内では地元のボランティアによる甘酒、やきとり、焼き饅頭、ビール、お酒などが売られていて、脇の焚き火がお祭りのムードを引き立てます。
とは言うものの、ローカルな地域だけに、見物客はほとんど地元の人ばかり。地元の人さえ今年初めて見ました、と言う人もいるくらいです。
なかなか風情のある風景です。