ジャガイモの名の由来は、男爵薯(だんしゃくいも=ジャガイモ)が、アンデス高地からコロンブスによってヨーロッパに伝えられ(このときは食料の増産ではなく、聖書に出ていない珍しい植物としての紹介として)、植民地支配の食料増産として、ジャカルタに伝わりました。
日本には、ジャカルタ経由で伝わったため、ジャカルタが訛(なま)って、ジャカルタイモ⇒ジャガイモに落ち着きました。
品種として有名なのは、
1.男爵‥ほくほく感がありコロッケに適しています。
2.メークイン‥滑らかでシチュー、煮物に適しています。
3.コナフブキ‥でんぷん価が高く、お好み焼きなどの加工食品に適しています。
4.トヨシロ‥やや粉質でポテトチップの大半を占めています。
などがあります。
ヨーロッパでは、やせた土地でも育ち栄養価が高く飢饉や戦争のなか人々の命をつないだので大発展をしまし
た。日本での困窮作物は、サツマイモを青木昆陽が奨励して有名となりました。
ジャカルタが訛(なま)ってジャガイモになったとは、知りませんでした。
そう考えると、野菜の名前は意外なものがルーツになっているものが、たくさんあるかもしれませんね。
機会があれば、調べてみたいです。(インターネットのおかげで、ちょっとした情報を得るのは、とても便利になりました。とは言うものの、欲しい情報へたどり着くまでは、情報が膨大過ぎて手間がかかりますが。)
野菜を育てて作るだけでなく、こうして様々な知識を得ることも、野菜作りの世界が広がっていくようです。