イノシシ対策用のネットを、今年も張りました。
昨年打ち付けた杭やネットを、そのまま残した場所もあり、新たに杭打ちしても、2時間程度で終わるかな♪・・・などと思っていたら、どうしてどうして、結局4時間を費やすことに。
一つは、ネットを残していた箇所には、雑草が生い茂っており、「少し綺麗に雑草を刈ってから」と作業したら、意外と手間がかかった次第。
イノシシに柔らかいネットでは、頼りないと思われるかもしれません。
でも例えばトタン板などは突き壊してしまうこともあり、2メートル程度の金網も、条件によっては飛び越えてしまうのだとか。
電気柵も完璧とは言えないらしく、鼻先が電流に触るとダメージが強いけれど、それ以外は、イノシシの剛毛がちょっとくらいの電流では平気なので効果が薄い場合もあるんですって。なので、電気柵を張る際は、イノシシの鼻先が針金に当たる位置がよいそうです。
でも電気柵は雑草が柵に触ると漏電してショートすることも多く、何より我が田んぼには電気を通してもらっていないので、電気柵の案は却下。
で、柔らかいネット。
さっき2メートルの金網を飛び越えると書きましたが、実際には金網などに前足を掛けて乗り越えるイメージです。なので、ネットの下の部分を、斜めに垂らし、乗り越えにくくさせる方法です。
これだと助走をつけて飛び越えるにも、斜めに飛び越えないとネットに足が絡むし嫌がる、、、というのが「イノシシから田畑を守る」という本に載っていた方法です。
昨年は効果があったのか、被害には合いませんでした。
いずれにしても、ネットを張ったことで多少は餌を手に入れるのが面倒になった我が家の田んぼ。イノシシもスルーするのではないかと密かに思ってます。動物だって、楽して食べたいでしょうからね。