人生にトウモロコシは欠かせない?:2008年の日記

ブログサーバを変え、記事を少しずつお引越し。2008年7月の記事より。

トウモロコシは、バイオ燃料として今や世界中で注目を集めています(2008年の情報)。

日本のトウモロコシはその量すべてをほぼ海外からの輸入。 そして、日本ではトウモロコシの輸入を、ほぼアメリカだけに頼っている(93.5%、2007年輸入状況)。

そのアメリカ、先日のテレビでは、安定したトウモロコシの収穫・供給を目論み、ほとんどで遺伝子組み換えのトウモロコシに切り替えつつあるとのこと。これは、大豆と同じ状況です。

「トウモロコシは夏の風物。夏しか食べないからいいもーん」と思っている方。

トウモロコシからとれるデンプンは食品表示に「でんぷん・水あめ・果糖・ブドウ糖」などと記載されます。

ですから、でんぷん・水あめ・果糖・ブドウ糖が含まれている食品は、トウモロコシの影響を受けることになるわけです。でんぷん・水あめ・果糖・ブドウ糖・・・どれも甘そうな単語です。

「メタボを防ぐために甘いもの系は食べないからいいもーん」と思っているアナタ。

でんぷんはコーンスターチともよばれ、ビール、冷凍食品の安定剤、食パン、飲み薬のコーティング、点滴液といった医薬品をはじめ化粧品、農薬、工業用素材としては製紙、段ボール、繊維、建材などの分野(特にダンボールの製造には欠かせない)においても使われているそうです。

食べるものから病気の治療、家を建築するに至るまで、トウモロコシの影響を受けない分野はないと言っても過言ではないくらい。

ここまでくると、たかがトウモロコシとはいえません。我々の生活・・・というか、人生そのものがトウモロコシ無しでは成り立たなっている???

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