田舎暮らしを目ざすあなたへ ― 実現までのリアル体験談

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「田舎で暮らしてみたい」
そう考えたことがある人は少なくないはずです。

私もその一人でした。

都会で働きながら生活は成り立っていたけれど、
心の奥にはいつも「このままでいいのかな?」という小さな問いがありました。

その原点は子どもの頃にあります。

祖母が住んでいた福島の田舎。

夏休みに訪れては、セミの鳴き声を聞きながら遊んだり、
畑で採れた大好きなスイカにかぶりついたり、
夜は蚊取り線香の香りに包まれ、田舎の空気を感じながら眠った日々。

都会では決して味わえない経験でした。

私にとっての原風景である「田舎」という心のより所は、
祖母がいなくなると「消えてしまう」ことが分っていました。

だからこそ強く感じました。

自分で田舎をつくろう と。

そこから自分の中に「田舎暮らし」という目標が芽生えました。

とはいえ、思い立ったその瞬間から行動に踏み出せたわけではありません。
何もできないまま、悶々と迷いや葛藤を抱える日々。

それでも、少しずつ、一歩ずつ進んでいった長い道のりがありました。

田舎暮らしを思い立つまで

まずはじめの第一歩は、書店に行くこと。

当時はインターネットが登場していなかった時代でしたので、
書店で「田舎暮らしの本」や「住みたい家」といった情報誌を眺め、
気に入った写真が載っている雑誌があれば購入しました。

ページをめくるたびにイメージ夢が膨らみ、
自分のイメージに近い写真があると切り抜いてスクラップ。

玄関、キッチン、庭などなど、紙に貼ったそれらのスクラップ写真を、
いつも目にする場所に飾り、まるで、
そこに自分が住んでいるかのような妄想を抱きながら眺めていました。

都会の生活は便利で刺激的でしたが、心の奥で
「田舎で暮らしてみたい」「もっと自分らしい生き方をしたい」という気持ちは消えず、
スクラップ写真を眺めるたびに、次第に強くなっていきました。

やがてその思いは「夢へのあこがれ」から
「とにかく行動してみよう」へと変わっていきました。

偶然の出会いと土地購入

転機は、群馬の温泉宿に泊まったときに訪れました。

女将さんとの何気ない会話の中で、「見せたい土地がある」と紹介されたのです。

突然の申し出に驚きながらも、偶然の出会いを受け入れてみました。

そこには古い家が建っていました。いわゆる「古民家」ではなく、ただ古くて傷んだ家。
最初に見たときは「これはどうだろう」と思いました。

けれど土地自体は高台にあり、日当たりも眺めも抜群。

周囲の環境も理想的でした。家は取り壊しても、この土地に自分の拠点をつくりたい
――直感的にそう感じました。

不動産屋を通さない直接のやり取りに最初は不安もありましたが、
縁に導かれるように購入を決断。
資金面では貯金や親からの支援を組み合わせて、なんとか工面しました。

家づくりの葛藤と現実

土地を得た次は家づくり。ここからが本当に大変でした。

リフォームか新築かで迷い、工務店選びに奔走し、
設計打ち合わせでは「理想」と「現実の予算」のせめぎ合いが続きました。

「健康的な家にしたい」「人が集まれる一フロアの空間にしたい」
――思いは膨らむ一方、資金には限りがあります。

さらに追い打ちをかけたのが住宅ローンでした。
実際に家を建て始めてから申し込んだ銀行の審査に落ちてしまったのです。

融資には担保が不可欠で、家がまだ存在していない段階では、
実際に施工に着手していることが融資の審査に諮ってもらうための最低条件です。
架空取引を防ぐ目的です。

建て始めているのに融資が下りないことがあるという現実を知った時は、
大きなショックでした。

いくつかの銀行に申し込みましたが、どこも融資してもらえませんでした。

建築は始まっているし、工務店さんも「融資の件は、大丈夫でしょうか?」
と不安を隠しきれません。

私も必死です。不安で眠れない日もありました。

東奔西走ようやく地元の金融機関との縁がつながり、最終的に融資が決定。
なんとか予定通り建築を進めることができました。

ふり返れば、温泉宿での偶然の出会い、不動産の不安、資金調達の葛藤、そしてローンの壁。
すべての出来事がつながって、この瞬間にたどり着いたのだと思います。

そして完成した家を前にしたとき、
どこか自分ごとでは無いような不思議な感覚を抱いていました。

―― これから自分は、この家を拠点に、何をしていくのだろう

二拠点生活の始まり

家は建ったものの、多額のローンがあるし、東京で勤めている仕事もある。
いきなり移住はハードルが高いので、
週末だけ田舎に通う「二拠点生活」から始めることにしました。

平日は都会で働き、週末は田舎で過ごす。
最初はとても新鮮で、気持ちが解放される時間でした。

畑や田んぼを借りて、野菜やお米づくりにもチャレンジするようになりました。

そうして二拠点生活を続けるうちに、
都会で過ごす平日の時間がとても長く、重たく感じるようになりました。

田舎の解放感ある環境に馴染んでくると、人も車も多く、
すべてがスピード感あふれる都会の生活は、自分のリズムに合わなくなっていったのです。

田舎で過ごす週末があまりに心地よかったからこそ、
「やっぱり本格的に田舎に移住したい」という思いが強まっていきました。

そして、職場が完全リモート勤務制度を取り入れたことをきっかけに、
東京の住まいを引き払い、田舎暮らしへ完全移住しました。

田舎暮らしが日常になって見えてきたこと

家を建てて移り住んだとき、もちろん大きな喜びはありました。
けれど私にとって、それはゴールではなく、
「ここからが本当の暮らしの始まりだ」という感覚でした。

実際、その後、二拠点だった生活からリモート勤務で完全移住できたとき、
最初は目標を達成した気持ちになりました。

でも、平日は会社勤務に縛られていて、
週末になっても雨が続けば畑に出られず、思うように動けない。

田舎に居場所を持てたとはいえ、心から自由な暮らしとは言えませんでした

それでも、田舎で過ごす日々には、当時から都会では得られなかった心の豊かさがあり、
そしてそれは今も変わらず続いています。

畑に出て土に触れること、ご近所さんと交わす小さな会話、自然に包まれる時間
――そのひとつひとつが、「理想が少しずつ形になっていく」という実感につながっていったのです。

田舎暮らしは、夢を描くだけで完結するものではありません。
現実の制約の中にいても、できることから重ねていくことで、理想が日常に息づいていく
――それこそが、私が味わってきた田舎暮らしのリアルです。

あらたな挑戦

田舎暮らしが日常になった今も、私には新しい課題があります。
それは、経済面や収入の道をどう築いていくかということです。

会社勤務に守られている安心感はあるけれど、
同時に縛られている感覚も常につきまといます。

「このままでは、心から自由な暮らしにはならないのではないか」
――そんな思いが、私を新しい挑戦へと向かわせています。

そこで私は、学びやワークに取り組み始めました。
不安を消し去るのではなく、不安を抱えたままでも一歩を踏み出せるようになる方法。
自分の理想を言葉にして、少しずつ現実に近づけていく方法。

それらに触れることで、たとえ答えが出ていないとしても
「自分は確かに前に進んでいる」と感じられるようになりました。

不安は完全には消えていませんが、
理想を実現へと近づけていくために歩みを支える力を得られたのです。

田舎暮らしは、「移住して拠点を持てばゴール」ではありません。
むしろ、そこからが『自分の本当にやりたい人生へ踏み出す』始まりです。

だからこそ私は、田舎暮らしを夢見る人に伝えたいのです。
田舎暮らしはゴールではなく、あなたが本当にやりたい人生を生き始める入口になります。


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